モデナ発、2022年11月４日 - 待ちに待ったマセラティのレーストラックへの復帰に向けて、マセラティMSGレーシングは、ABB FIA世界選手権シーズン9のドライバーラインアップにマキシミリアン・ギュンターを迎え、エドアルド・モルタラ と関係を持続する予定です。
情熱、経験、若いエネルギー、そして、素晴らしい成績へと導くためのハングリー精神を結集し、エドアルドとマキシミリアンは電気自動車の性能の新しいベンチマークとなるシリーズ第3世代の強力な第一線で活躍する戦力を表現します。
マセラティは、イタリアの自動車ブランドとして初めてフォーミュラE選手権に参戦し、Gen3時代の幕開けにふさわしいタイミングでの登場を果たします。シーズン9から、デザイン、生産、テクノロジーの面でさまざまな革新を遂げた、史上最速最軽量の、最強フォーミュラEシングルシーターでエドアルドとマキシミリアンは戦うことになります。
2017年にフォーミュラEに参加して以来、エドアルドはシリーズのトップドライバーの一員として国際的な尊敬と名声を獲得し、これまでのキャリアを力強く歩んできました。
シーズン7で、エドアルドはフォーミュラE初の世界第二位のタイトルを獲得し、シーズン8のタイトル争いでは3位に入り込み、4勝を挙げました。これまで6勝、13回の表彰台を獲得してきたエドアルドは、モナコを拠点とするマセラティMSGレーシングで6回目となるシーズン9でも、現在の成功に加え、さらなる飛躍を遂げることになります。フォーミュラEの最年少優勝者であるマキシミリアン・ギュンターは、過去4シーズンにおいて成長をし続け、その可能性を示してきました。F1の直下のカテゴリーに位置するフォーミュラ(F2)で優れたパフォーマンスを発揮した後、シーズン5からフォーミュラEに 加わり、E-Prixではわずか13回目の出場で勝利を収めたのです。3勝を挙げ、若干25歳にしてフォーミュラEの未来を担うマキシミリアンは、モータースポーツ界で最も有望な才能の一員として、チームメイトのエドアルドと共にシーズン9で最も競争力のあるラインアップを形成することになります。
エドアルド・モルタラ マセラティMSGレーシングドライバー
「シーズン4から参加して以来、チームは私にとってホームのようなもので、シーズン9以降も、勤勉で才能のある人たちと一緒にキャリアを続けられることを本当に嬉しく思っています。過去5シーズンは私のキャリアの中でも最高のものであり、6勝13回の表彰台、そして世界選手権の副タイトルを獲得した今、次のGen3で成功をマセラティと共に築き上げることを楽しみにしています。スイス系イタリア人として、またマセラティブランドの代表として国際的なモータースポーツに復帰することは、非常に光栄なことです。
また、フォーミュラEドライバーとしてすでに有望視されているマキシミリアンと一緒に仕事ができることも楽しみにしています。世界第二位のタイトルをもって、チームに参加する素晴らしいタイミングです。マキシミリアンと私は、一緒にチャンピオンシップに挑むことで、強力なチームになると思います」とコメントしています。
マキシミリアン・ギュンター（マセラティMSGレーシング、ドライバー）
「シーズン9を前に、エドアルドと一緒にマセラティMSGレーシングファミリーに加わることができたのは、とても光栄なことであり、ここ数シーズンのチームとその成果を誇りに思います。 彼らは手強い存在で、現在の準世界チャンピオンという地位にふさわしいのです。
MSGレーシングとのパートナーシップによるマセラティブランドのレース復帰に参加できることは、私にとって大きな名誉であり、非常に強力なものを一緒に作り上げることを楽しみにしています。
エドアルドとは2016年に初めて会いましたが、レースに関しては似たような価値観を持っています。二人とも非常にディテールにこだわり、成功のために突き進んでいます。私たちは常に、相互の尊敬に基づき、サーキットの内外で素晴らしい関係を築いてきました。私たちは強力なチームになると信じていますし、チームとともに最大のパフォーマンスを引き出すために懸命に働くだろうと思っています。このエキサイティングな旅が始まるのが待ちきれません。」
ジョバンニ・トマソ・スグロ、マセラティ・コルセ社長
「マセラティがレースに復帰するにあたり、マキシミリアンとエドアルドをシーズン9のファミリーに迎えることができ、フォーミュラEはエキサイティングな新時代を迎えることになります。私たちは、情熱と革新を原動力とする私たちの居場所であるサーキットに戻ってこられたことを誇りに思います。パフォーマンス競争において、私たちはマセラティを前進させ、世界で最も象徴的な都市で出撃 することになるでしょう。フォーミュラEは単なるレースシリーズではなく、私たちにとって、高効率の電動パワートレインとインテリジェントなソフトウェアの開発を加速させるための新技術をもたらす競争力のあるプラットフォームなのです。そして、イタリアのブランドとして初めて参加し、我々のフル電動化戦略「フォルゴレ」 を始動させることを楽しみにしています。」
マセラティMSGレーシング チーム代表 ジェームズ・ロシター氏
「シーズン9はフォーミュラEのエキサイティングな新時代を迎え、エドアルドとの既存の関係を保ち、マキシミリアンをチームに迎えることができることを嬉しく思っています。エドアルドは2017年以来、我々の運営の重要な礎となっており、6年目のシーズンを前に、彼は間違いなくグリッドで最高のドライバーの1人です。そんな彼のパートナーに、計り知れない将来性とポテンシャルを秘めた類まれな若い才能を持つマキシミリアンを迎えることができ、非常に喜ばしく思っています。
このコンビで、Gen3は非常に強力なドライバーラインアップとなり、我々は最前線で戦えるポジションにつきます。これからが楽しみです。」
Maserati MSG Racing
マセラティMSGレーシングは、FIAフォーミュラE世界選手権の創設チームのひとつで、2013年12月にモータースポーツの最高峰である完全電気自動車カテゴリーに参加する最初のメーカーとなりました。
2014/15年の初年度から継続的に参加している数少ないチームの一つとして、MSGレーシングは強さを増し、2021年にはエドアルド・モルタラとともに世界選手権準優勝の成功を収め、2022年にはチームの準世界チャンピオンとしてこれまでで最も成功したシーズンを終えました。
会長兼マネージング・パートナーのスコット・スウィッドとチーム代表のジェームズ・ロシターが率いるモナコ・チームは、フォーミュラEで最も性別多様なチームであり、サステナビリティ、EDI、技術革新、エクセレンスの最前線に位置しています。
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Maserati MSG Racing Media Contact:
Liz Brooks - Director of Strategic Communications – lbrooks@monacosports.com Tel. +44 7887 846 177
