東京発, 3月 7日 – マセラティは、最後のV8エンジンモデルとなる限定車「ギブリ 334 ウルティマ」と「レヴァンテ V8 ウルティマ」を日本でデリバリー開始しました。
昨年のグッド・ウッド・フェスティバルでお披露目した「ギブリ 334 ウルティマ」と「レヴァンテ V8 ウルティマ」は、過去への敬意と電動化する新時代への移行を記念し、マセラティ最後のV8エンジンモデルとして限定製造されました。モビリティ史に革命を起こし、イタリアンラグジュアリーブランドであるマセラティの歴史においても重要な役割を果たしたV8エンジンは、今後コレクターモデルとして逸品となります。
「ギブリ 334 ウルティマ」はエクステリアカラー「ペルシャ・ブルー」の1色展開、「レヴァンテ V8 ウルティマ」は深みのある「ネロ・アッソルート」と鮮やかな「ブルー・ロイヤル」の2色展開です。これら3モデルは世界限定で各色103台が製造されます。そのうち日本には「ギブリ 334 ウルティマ」を15台、「レヴァンテ V8 ウルティマネロ・アッソルート」を17台、「レヴァンテ V8 ウルティマ ブルー・ロイヤル」が16台導入されます。
103という数字は、V8エンジンを搭載した最初のマセラティ「5000 GT シャ・ディ・ペルシャ」に由来します。1959年に登場した「5000 GT シャ・ディ・ペルシャ」は、当時のペルシア王の要望に応じて製作された1台で、3500GTのシャシーに5リッターに拡大・強化した450SのV8エンジンを搭載した特別モデルでした。これはたちまちカスタマーも含めた多くの羨望の的となり、マセラティはこのプロジェクトを保存する意図を込め、このモデルのプロジェクト名「AM103」にちなんで合計103台を製作しました。
「ギブリ 334 ウルティマ」は、他にはないユニークなスタイルと独自の性能両面を重視するドライバーに捧げるスポーツセダンです。「334」という数字は、「ギブリ 334 ウルティマ」の最高スピードを表し、これまでの326km/hから334km/hに大きな飛躍を果たし、一躍世界最速のセダンという新たな記録を達成しました。これに加え、0-100 km/h加速を4.3秒から 3.9秒に短縮するという観点から、重量とタイヤにも最高の装備が施されています。マセラティ「ギブリ 334 ウルティマ」は、特別なコンパウンドを用いた新しい高性能タイヤを装着し、空力を向上させる21インチのオリオーネ・ホイールと、カーボンファイバーのリアスポイラーを装着して完成されます。既存の優れた基本性能に、車両の空力性能を向上させ運転体験をさらに高めました。
また、過去への敬意と、V8エンジンを最初に搭載したマセラティ「5000 GT シャ・ディ・ペルシャ」への賛辞として、外観には今回の限定モデル専用の「ペルシャ・ブルー」の塗装が施され、フェンダーに描かれた「334」のロゴはアクセントとなるルビーノ・カラーでペイントされることで特別感を演出し、その独特さを一層引き立てます。また、ホイールとセンターキャップは新色のマット・ダーク・グラファイト、トライデントのロゴは暗闇でも鮮やかな存在感を放つルビーノ・カラーに、ブレーキキャリパーは光沢のあるグロス・ブラックで塗装されています。
外観同様、内装も過去の名作に敬意を払っています。象徴的なセナペ・レザーを彷彿させるペール・テラコッタ・レザーのインテリアがクラシカルな雰囲気を再現し、シート中心に縦に配置された「カンネローニ」形状のブラック・アルカンターラを引き立てます。トライデントと「334」のロゴが前席のヘッドレストに刺繍され、センタートンネルには「334」の数字とともに「una di 103（103台の内の1台）」と記したバッジがあしらわれています。エレガントな精神と純粋なパフォーマンスを両立するマセラティ 「ギブリ 334 ウルティマ」は、歴史あるV8エンジンを搭載する最後のマセラティ・セダンに相応しい名品です。
そして「レヴァンテ」は2016年の登場以来、「マセラティのSUV」の代表モデルとしてその独特な風貌で遠目からも容易に識別される存在となりました。その中でも「レヴァンテ トロフェオ」はマセラティの性能を極めるモデルとして位置づけられていますが、「レヴァンテ V8 ウルティマ」はさらにその概念を高め、572馬力のツインターボV8エンジンを讃え、この特別版は最高のパフォーマンスを求める愛好家に向け設計されました。
「レヴァンテ V8 ウルティマ」は、その洗練された美しさと圧倒的な速さを象徴するように、フェンダーに描かれた「V8 Ultima」のロゴが輝きます。ルビーノ・カラーで施されたこのロゴは、センターキャップ上の光沢のあるブラックのトライデントロゴの色味と調和し、ホイールとキャリパーも同様の色彩で統一されています。また、22インチのオリオーネ・ホイールが、この特別モデルをより一層洗練されたルックスへと高めます。V8ウルティマ版もカーボン製の外装キットを標準装備しており、前後のバンパーとサイドスカートにはカーボンファイバーのアクセントが施されています。
インテリアに目を向けると、ペール・テラコッタのレザーが黒いシートを優雅に包み込み、繊細なトライデントロゴと「V8 Ultima」のロゴが前席のヘッドレストに刺繍され、上品なコントラストを生み出しています。中央トンネルにもロゴのバッジがあしらわれ、「una di 103」という名誉あるディテールと共に、限定性の高さを際立たせています。
「レヴァンテ V8 ウルティマ」のスポーティな魅力をさらに引き立てるため、「ネロ・アッソルート」と「ブルー・ロイヤル」の２つの濃密なボディカラーをご用意しました。これらの色は、この車の独特な魅力をさらに高めています。
マセラティ ジャパンでは、2月29日（木）～5月19日（日）までの間、「ギブリ / レヴァンテ V8 ウルティマ - JAPAN ROUND 2024」 と称し、全国のマセラティ正規ディーラーにて特別限定車「ギブリ 334 ウルティマ」と「レヴァンテ V8 ウルティマ」の実車をご覧いただける特別展示を行っています。
詳しい日程に関してはこちらをご覧ください。
https://www.maserati.com/jp/ja/shopping-tools/ghibli-levante-ultima-test-drive-offer
本車両に関するご相談や、各ディーラー開催される展示イベントの詳細に関するお問い合わせは、お近くのマセラティ正規ディーラー、maserati.com、またはカスタマーコールセンター（フリーダイヤル：0120-965-120 ※9時～18時半／年末年始を除き無休）までお問い合わせください。
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