マセラティ、日本デリバリー開始に先駆け「新型グラントゥーリズモ」のお披露目イベント「Maserati GranTurismo Asia Pacific Premiere」を築地本願寺で開催

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11月21日 東京発 – マセラティ ジャパン株式会社は、11月21日(火)、日本を含むアジア7か国のメディアとプレスに向けて「Maserati GranTurismo Asia Pacific Premiere」を築地本願寺にて開催し、新型グラントゥーリズモをお披露目いたしました。

イベントでは蒼々たるグラントゥーリズモのヘリテージモデルと特別車両が公開されました。新型グラントゥーリズモからは、「75th アニバーサリー エディション (75th Anniversary Edition)」が日本初公開されたほか、国際的なデザインの祭典「ミラノデザインウィーク 2023」 期間中に公開されたワンオフが特別に展示されました。

今回展示されたワンオフは2台あり、マセラティのカスタマイズプログラム、「フォーリセリエ」を通じて制作されたものです。1台は、歴代のグラントゥーリズモのクラフトマンシップを称える「グラントゥーリズモ プリズマ」、もう1台は「グラントゥーリズモ ウロボロス」で、藤原ヒロシ氏がマセラティ初のEVモデル「グラントゥーリズモ フォルゴレ」を独自に解釈しデザインしたバーチャル上の車両です。さらに、築地本願寺の外には、グラントゥーリズモの歴史を辿るべく、3200GTと3500GTの実車も展示されました。

 

グラントゥーリズモの歴史を巡るタイムトラベル伝統から未来へ

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1617年に浅草に建立されて以来、建て直しを経て1934年に現在の形となった築地本願寺は、アジア仏教のオリエンタルな古典様式を取り入れた独創的な美しさを持つ外観が特徴的です。アジア各国から来日したメディアとゲストに向けて、アジア文化を代表するにふさわしいこの寺院が会場に選ばれました。

この日特別にマセラティ仕様に装飾された会場の入り口を通り抜けると、グラントゥーリズモの歴史を辿る廊下が本殿へと続きます。グラントゥーリズモの誕生から、現在そして未来へ入口から辿ることで、1947年より脈々と積み重ねてきたグラントゥーリズモのヘリテージを追うことができます。

 

「グラントゥーリズモ ワンオフ」のうちの2台を展示

グラントゥーリズモの歴史を辿った廊下の先には、国際的なデザインの祭典「ミラノデザインウィーク 2023」で、発表された3台のグラントゥーリズモのワンオフのうちの2台がゲストを迎えました。どちらもマセラティのカスタマイズプログラム、「フォーリセリエ」を通じて制作された1台限りのクルマで、会場内に実車が展示された「グラントゥーリズモ ワンオフ プリズマ」は、マセラティの歴史の伝統と未来をつなぐ中間地点を表現しました。14 色のカラーコンビネーションで構成された車体のうち12色は、「マセラティ A6 1500(1947年)」 の特徴的なアマラントカラーや、「マセラティ カムシン(1973年)」を輝かせたロンシャンゴールドなど、過去の人気モデルの色から選ばれ、残る2色は、未来を見据えたもの。8,500 以上の文字が手作業で施され、二層目は陰影によってカラーコーティング全体を調和させるため、すべてハンドペイントされています。

また、バーチャル展示では、日本を代表するストリートカルチャーのパイオニア、「Fragment」を主宰する藤原ヒロシ氏が手がけた新型グラントゥーリズモのEVモデル「フォルゴレ」を独自の創造的解釈でデザインした「グラントゥーリズモ ワンオフ ウロボロス」が、専用ブースで公開されました。破壊と再生の永遠の輪廻のなかで、消え去ることなく絶えず形を変える万物の統一を表現するグノーシス主義のシンボル、蛇をモチーフにデザインしたこの車は、マセラティの過去の名車の特徴的なデザインを、藤原氏が新型グラントゥーリズモにシームレスに融合させたデジタルモデルとなります。

 

新型グラントゥーリズモに関して

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新型のグラントゥーリズモはコンセプトである「The Others Just Travel」(人生を彩る快適な旅)を見事なまでに具現化し、MC20から受け継ぐ最新のデザインランゲージを継承するエクステリアを持ちます。インテリアには、天然のレザーやウッド、最先端のカーボンなどの素材にこだわり、イタリアンラグジュアリーとクラフトマンシップが融合した空間を演出します。また、後部座席も先代のグラントゥーリズモと比べてよりレッグルームを確保し、ゆったりとしたシーティングも特徴のひとつです。

新型マセラティ・グラントゥーリズモは、3リッターV6ネットゥーノエンジンを搭載しています。「モデナ」は最高出力490PS、「トロフェオ」は最高出力550PSを誇ります。また今後導入予定のEVの「フォルゴレ」には、バッテリー容量92.5kWhの電動パワートレインを搭載、永久磁石モーターを3基積み、連続的に760PSのパワーを発します。

主な機能をタッチスクリーンのインターフェイスに集約したコンフォートディスプレイをセンターに置くコックピットデザインは、新型SUV「グレカーレ」の流れを汲むもので、「マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)」と呼ばれるマルチメディアシステムを含む最新のインフォテインメントシステムと、デジタルクロック、ヘッドアップディスプレイ(オプション)などが採用されています。

マセラティジャパン 代表取締役兼アジアパシフィック代表の木村隆之は次のように述べました。

「マセラティはグラントゥーリズモに限らず全てのモデルにおいて、長距離を快適に移動するグランドツーリング(大旅行)を軸に、レース由来のスポーティーさとイタリアンラグジュアリーを兼ねそろえたクルマを作っています。その中でも、グラントゥーリズモは名前のとおり、まさにマセラティのクルマ作りの概念を象徴するアイコンです。今回そのアイコンが積み上げてきた75年にもわたる歴史を紹介するとともに、未来を示す特別展示ができたことを嬉しく思います。新型グラントゥーリズモはマセラティの伝統を継承しながら、最新のデジタルフィーチャ―やエンジニアリングを取り入れた傑作であり、これを機に多くの日本のお客様にも御覧いただけることを楽しみにしています」

新型グラントゥーリズモは12月より順次デリバリーを開始します。車両のオーダーや詳細に関するお問い合わせは、お近くのマセラティ正規ディーラー、maserati.com、またはカスタマーコールセンター(フリーダイヤル:0120-965-120 ※9時~18時半/年末年始を除き無休)までお問い合わせください。

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