第89回ジュネーブ国際モーターショー フル・カスタマイゼーション「マセラティレヴァンテONE OF ONE」を展示

モデナ発 – 2019年の幕開けを飾るとともに、今年のヨーロッパで最も重要なイベントと位置づけられる「第89回ジュネーブ国際モーターショー」。マセラティは、SUV「レヴァンテトロフェオローンチ・エディション」(100台限定車)を筆頭に、革新を極めた2019年モデルの最新ラインアップを展示します。エルメネジルドゼニアがマセラティのために特別に作り上げた素材「PELLE TESSUTA™」を採用した2種類の魅惑的なインテリアも発表。さらに、マセラティブランドのスポーツDNAを象徴するモデルとしてグリジオ・ラヴァ・マット(Grigio Lava Matte)のボディカラーとカーボンファイバー製のディテールをまとった「グラントゥーリズモMC(マセラティ・コルセ)」が初公開されます。
ショーのオープニングでは、マセラティから今後のカスタマイゼーション・プログラムを示唆する「レヴァンテ ONE OF ONE」を紹介。このコンプリートカーは、イタリアを代表するワイナリーの一つである「マルケージ・アンティノリ」の副社長であるアレグラ・アンティノリのためにカスタマイズされた一台です。ひと目で心を奪う最上のクオリティが、マセラティカスタマイゼーション・プログラムの卓越した価値を物語ります。
「レヴァンテ トロフェオローンチ・エディション」特別限定車
ヨーロッパ市場におけるレヴァンテV8モデルの導入に先駆け、マセラティは100台限定の特別仕様車「レヴァンテ トロフェオローンチ・エディション」を発表。この限定モデルには、ジュネーブ国際モーターショーの展示車両に設定される「ブルー・エモツィオーネ・マット(Blu Emozione Matte)」の他、「ジャッロ・モデネーゼ(Giallo Modenese)」と「ロッソ・マグマ(Rosso Magma)」といった特別なボディカラーが用意されています。インテリアには、最高級のフルグレーン“ピエノ・フィオーレ”ナチュラルレザーを採用したスポーツシートが備わり、ヘッドレストにはブルー、レッドまたはイエローで“Trofeo”ロゴが刺繍されています。エクステリアでは、バンパー、サイドスカート、独創的なフォルムのボンネットに施されたカーボンファイバーインサートが、その存在感をより強烈に印象付けます。
22インチ鍛造アロイホイール”オリオーネ”は、マットまたはグロス・ブラック塗装仕上げの選択が可能。ブレーキキャリパーにはシルバー、ブルー、イエロー、レッドの4色が用意されています。
レヴァンテトロフェオが搭載するのは、Q4インテリジェントAWDシステム専用に設計されたマセラティロードカー史上最もパワフルな3.8リッターツインターボV8エンジンで、全く新しいクランクケースデザイン、特殊なクランクシャフトアッセンブリ、新しいオイルポンプおよびドライブベルト、これまでとは異なるワイヤリングレイアウトを採用しています。
このV8エンジンは、他のマセラティのガソリンエンジン同様に、フェラーリのマラネロ工場で組み付けられ、0-100km/h加速は4.1秒、最高速度は300km/hに迫ります。
アレグラ・アンティノリの「マセラティ レヴァンテ ONE OF ONE」
「第89回ジュネーブ国際モーターショー」において、マセラティの今後のカスタマイゼーション・プログラムを示唆する「レヴァンテONE OF ONE」を公開します。「マセラティレヴァンテ ONE OF ONE」は、世界的なイタリアのワイナリー「マルケージ・アンティノリ」の副社長であるアレグラ・アンティノリのために全面カスタマイゼーションが施されたコンプリートカーです。
このコンプリートカーの制作にあたっては、マセラティ・チェントロ・スティーレ(=デザインセンター)がオーナーであるアレグラ・アンティノリ女史をサポートし、単なるアクセサリーの選定を超えた、真の意味での「共同制作」を行っています。
オーナー自身が自らの情熱やストーリーを表現したこの特別なプロジェクトでは、画期的ともいえるマセラティの革新性と伝統的なクラフトマンシップだけが成し得る細心の気配りが深く融合し、唯一無二のマセラティレヴァンテへと昇華しています。
この全く新しいカスタマイゼーション工程において、アレグラ・アンティノリが求めたあらゆるディテールは、彼女自身のパーソナリティーを表現しています。車体のカラーはトスカーナ地方の丘の色彩にインスパイアされた三層コートの特注グリーン、ドアハンドル、サイドエアベント、グリルインサートなどは深いクロームで仕上げられています。この外装色と追求されたトーンの組み合わせにより、マセラティレヴァンテSUVに真の意味での洗練性が与えられています。
アレグラ・アンティノリの「ONE OF ONE」のインテリアには、過去にレヴァンテでは使用されていない数々のユニークな素材が組み合わされています。ダッシュボード下部、ドアパネル、センタートンネル、シートカラーは、トスカーナ地方のワインヤードが持つ温かみのある地面の色調を表現しています。
シートに採用された特別な”ピエノフィオーレ”レザーもまた、非常に美しい選択肢の一例です。表面は仕上げ剤を使わずにアニリンとオイルだけで着色され、ボタンタフトによる立体的なオーナメントが加えられています。この技工によって特筆すべき色の深みと素晴らしくスムースがもたらされ、その柔らかな質感はまるでワインのように時間とともに独特の風合いを見せていきます。
センタートンネルの仕上げには、カーボンファイバーと鏡面仕上げの銅線という、マセラティでもこれまで用いたことのない特別な素材が用いられています。この材料も、フィレンツェとシエナの中間に位置するキャンティクラシコ地方のアンティノリワイナリーの建物に使用されている「Cor-Ten(耐候性鋼)」からヒントを得ています。
そして、最後に加えられた100%天然モヘアウール製のフロアマットにより、テイラーメードカスタマイゼーションと細心のディテーリングがさらに特別なものへと高められました。
最高級のイタリア製品を作業台に並べたインタラクティブ展示
今回マセラティは、長年マセラティのパートナーであり、世界的な高級紳士服ブランドである「エルメネジルドゼニア」、イタリア家具とプロダクトデザインの最高峰として名高い「ジョルジェッティ」、金属加工のリーディングカンパニーとして、個性的な本棚、収納ユニット、ライト、チェア、テーブル等を提供する「デ・カステッリ」の3社と共同で展示を行います。
マセラティはクラフトマンシップ、先進技術、洗練されたデザインを高次元で組み合わせ、独自の手法で自動車に反映。伝統と革新を融合するこの比類なき美学は、すべてのマセラティモデルに息づいています。
マセラティブースには、3つのテーマに分けられた展示エリアが設置され、エルメネジルドゼニア、ジョルジェッティ、デ・カステッリによる高品質なマテリアルやパーツなどを目近に見ることができます。研ぎ澄まされた技術、スタイル、オリジナリティを生み出すための各社の限りない情熱に触れるほど、マセラティがイタリア国内でのデザインおよび生産にこだわる理由を知ることができます。
また、より先進的な体験ができるよう、ブース展示にも最新のシステムを採用。最新世代のソフトウェアと洗練されたデザインを組み合わせたインタラクティブテーブル「D-Table」をカスタマイゼーションエリアに設置します。
エルメネジルドゼニアの展示台
今回のショーでは、マセラティの長年のパートナーであるエルメネジルドゼニアが、先駆的なリサーチに基づいてマセラティのために開発した、特別な自動車内装用ナッパレザー「PELLETESSUTA™」を発表。軽量で柔らかく、高級感に溢れたこの革新的な素材は汎用性が高く、自動車のみならず家具やマルチメディアアクセサリーなど幅広い製品での使用に適しています。
エルメネジルドゼニアとマセラティ。歴史的にも共通点の多いこの2つのブランドは、ともに新たな可能性に挑むことでその絆をより強いものとしています。
ゼニアの展示台では、リール状に巻かれた丈夫な革の束から「PELLETESSUTA™」レザーを編み込む初期工程や、織り上げられた素材をブラック、タン、レッド、ダークブラウンといったマセラティカラーに染
め上げる仕上げ工程など、「ゼニア・マセラティ・テイラー・アトリエ」の技工が紹介されます。
このPELLETESSUTA™(織革)は、まるで上質なテイラーメードシューズのように、マセラティクアトロポルテのダッシュボードの波状の表面にその形状を適応させています。ダッシュボードはPELLETESSUTA™によって完全に覆われるように設計されており、織り上げられたレザーストリップの立体感は仕上げ面に光と質感を与え、ダッシュボードの塊感に素材の表現力を吹き込んでいます。展示台には、ブラックとタンのPELLETESSUTA™を使ったクアトロポルテのダッシュボードフェイシアが展示されます。
ジョルジェッティの展示台
ジョルジェッティの家具作りの伝統は1898年にブリアンツァで始まり、120年以上経った現在もなお進化と革新を続けています。同社は常に未来を見据え、ダイナミックに変化する世界の動向をいち早く捉えています。ジョルジェッティのインテリアデザインへのアプローチは、異なる様々なマーケットにおける行動や嗜好を解釈することから始まります。既成概念や慣習に縛られず、あらゆる世界と自由につながり文化的および時間的距離をなくすことで、常に新たな可能性を切り拓いています。
ジョルジェッティの展示台では、卓越した木工と家具制作の技術を目にすることができます。クアトロポルテの3枚のダッシュボードインサートにより、ジョルジェッティはマセラティのコンポーネントにおける木材の重要性を示しています。ここでは、ジョルジェッティが扱う12の木種のうち、アッシュ、ウォールナット、メープルの3種類を例に、最初の機械工程から精密彫刻、ろくろ細工、成形などの手作業工程に至るまでを目にすることができます。
この展示台には、シボリ装飾が施されたアンティーク調のアッシュ材を使ったパネルも展示されています。この仕上げは、クアトロポルテのダッシュボードフェイシア2種類に使われているマイクロシボリ加工のインスピレーションとなったものです。最も小さいダッシュボードインサートには、アンティークアッシュバール材とナチュラルアッシュバール材が使用され、ダッシュボードのより大きな範囲に用いられているものと同様の仕上げが施されています。
そして、最後に見ることができる化粧板は、ジョルジェッティとマセラティによる様々な種類の木材を使った表現方法の探求を紹介しています。ジリコテ材ではグラフィック的な表現が用いられ、タンガニーカ・フリーゼ材では動的なテキスチャー効果が追求されていることがわかります。
デ・カステッリの展示台
工業製品において金属が果たす重要な役割を再定義するため、工芸の概念を典型的な工業手法に取り入れるという大胆なチャレンジに挑んだ、デ・カステッリ。そしてこの画期的な組み合わせは、前例のない成果を生み出しました。工業プロセスとデザインの出会いは、意外なジャンルでの可能性を切り拓き、大量生産される数々のプロダクトにもかつてない個性をもたらしたのです。製品の作り手がユニークであることもさることながら、単なる機能性のみではなく美的価値にも重点を置くプロセスは、デ・カステッリ独特の世界観を作り上げ、インスピレーションを刺激してやまない空間演出を実現。
鋼、真鍮、銅などの素材に精緻な仕上げを施し、金属が主役となる斬新なデザインをまとわせることで、「冷たい質感を持つ金属の用途は、主に製品の外装に限定される」というインテリアデザインの既存概念を覆したのです。
「Delabré」は、デ・カステッリが考案した仕上げの手法で、鉄、銅および真鍮などの材料を酸化させるプロセスは、すべて職人の手によって行われます。これによって唯一無二の表情が生み出され、
同じ色彩効果は二度と再現することができないと言われています。
デ・カステッリの展示台は、クリエティブな金属表面仕上げにおいて金属の持つ詩的な表現を取り込んで演出したいと望むマセラティの情熱とデ・カステッリの妙技が出会うことで生まれる、ダイナミックな融合を描いています。インテリアコンポーネント(ダッシュボードフェイシアとペダルトリム)に使われている洗練された金属加工プロセスは、素材そのものの質感もさることながら、金属が持つ詩的な表現やテクスチャーの魅力を表現することで、インテリアをさらに際立たせます。この表現には、イタリアの海と風景の色彩豊かさにインスパイアされた物語が綴られています。
4枚の金属パネルは、半製品を加工するプロセスを示しています。その純粋な原材料のシートは、手作業ハンマー工程によってマセラティクアトロポルテのダッシュボードの形状に加工されます。インテリアを特徴付けるこの部品は、アーティスティックな表現のために選択された「DeMarea」仕上げの微妙な色彩と詩的な素材の表情を見事に伝えることに成功しています。その他の2つの部品は、銅の酸化と表面変異の段階を示すものです。「DeMarea」に最適な素材感をもたらす酸化のプロセスの時間経過は、人間の手作業、創造性、美的感覚によって決定されています。この工程は、個々のディテールが持つ特殊性を定義するものです。
職人の作業台やクリエティブな空間では、物語のプロセスは道具や伝統的な器具の力を借りて進行し、そこでは金属板が芸術作品へと形作られていきます。さまざまな表面処理を施された金属板は、デ・カステッリの卓越した世界感とマセラティのセンスを伝えています。
展示台には、「DeMarea Iron」「DeMarea Copper」「DeMarea Brass」仕上げのクアトロポルテダッシュボードフェイシアも展示されています。3枚の「DeMarea」仕上げは、手作業による複数の酸化工程を重ね合わせる一連の工程による素材表現を表しています。これらはすべてイタリアの海と風景からインスピレーションを得ており、ヴェネツィア独特の係留杭に打ち寄せる波のテクスチャーを「水彩」効果によって見事に再現しています。
デ・カステッリとマセラティの出会いは、ペダルにおいても見ることができます。自動車の運転に欠かすことができないこれらの重要な部品においては、手作業による酸化処理によってさらにファッショナブルに洗練された素材感に、テイラーメードされた靴のソールからヒントを得えて植物タンニンなめしのサドルエクストラレザーを用いたラグジュリアスなパッドの組み合わせた「DeMarea Copper」キットの他、マセラティのロゴが刻み込まれることでより「工芸的」な表現を際立たせる「DeMarea Iron」キットも用意されています。
マセラティのその他のモデル:「グラントゥーリズモMC」「クアトロポルテ」「ギブリ」
ジュネーブ国際モーターショーでは、マセラティのスポーツDNAを象徴する「グラントゥーリズモMC(マセラティ・コルセ)」が展示されます。グラントゥーリズモMCには、マセラティ史上初の「グリジオ・ラヴァ・マット(Grigio Lava Matte)」外装ペイントと「ネリッシモ・カーボン・パック」トリムが採用され、「ブラック・クローム」コントラスト仕上げが、マセラティエンブレムが中央に収まる垂直グリル上部、トランク形状、テールゲートのレタリング、ピラーとサイドエアインテークのロゴに用いられています。
さらに、ドアハンドル、エグゾーストアウトレット、ウィンドウフレームも特別なブラック仕上げとなります。インテリア仕上げには、カーボンファイバーカスタマイゼーションパックが用意されます。
マセラティブースには、ブロンズのボディカラーをまとった特別なトリムライン「レヴァンテS Q4 グランスポーツ」も展示されます。インテリアにはゼニアのPELLETESSUTA™、ホイールにはポリッシュ仕上げが施された21インチ“ヘリオス”を採用。長きに渡るパートナーシップによって、トリムライン「グランスポーツ」にもついにゼニアをカスタマイズすることが可能になったのです。マセラティが100年以上の歴史で初めて手がけたSUV、レヴァンテが実現するもの。それはこれ以上求めようのない、洗練の極致です。
併せて展示される「ブルー・ソフィスティカート(Blu Sofisticato)」カラーの「クアトロポルテS Q4 グランルッソ」にも、素晴らしくエレガントなゼニアPELLETESSUTA™インテリアが採用され、世界最速のセダンとして1963年に誕生したシリーズ1を起源に持つ、マセラティのフラッグシップモデルのエクスクルーシブかつラグジュアリーな性格を強調しています。21インチ”Atlante”アロイリム、ブルーのブレーキキャリパー、スポーツシートによってこのモデルの二面性がさらに強調されます。
ブースには、430psの「ギブリS Q4(グランスポーツおよびグランルッソトリム)」も展示されます。グランスポーツトリムは、外装に「グリジオ・マラテーア(Grigio Maratea)」ペイント、内装に赤の”ピエノフィオーレ”レザーとブラックステッチを配した「ネリッシモ」パッケージ、ブラックアルカンターラのルーフライニングを採用しています。21インチのグロスブラックチタン仕上げのホイールは、Q4インテリジェントAWDシステムを持つマセラティセダンに、紛うことなき唯一無二のキャラクターを与えています。一方、エレガントなグランルッソトリムでは、3層コートの「ビアンコ・アルピ(Bianco Alpi)」外装と20インチ“テセウス“ホイールに、フルグレインの”ピエノフィオーレ”ブラックレザー、オークトリム、グレーアルカンターラのルーフライニングのインテリアが組み合わされています。
ギブリ、クアトロポルテ、レヴァンテから成る2019年の全モデルは、ラグジュアリーに生まれ変わり、「レヴァンテトロフェオ」に採用された新デザインのシフトレバーが導入されます。この新しいシフトレバーは、直感的な操作ができるようになっただけでなく、ストロークを短縮するとともに、コントロール性も向上させています。
欧州マーケット向けの「レヴァンテ トロフェオ」は、最高出力580psを6,250rpmという非常に高いピーク回転数で発生するだけでなく、最大トルク734Nmを2,500〜5,000rpmという幅広いレンジで活用できます。レヴァンテ トロフェオは高いトルクを低い回転数で瞬時に発生する特性を持つため、こうしたSUVに求められる性能が高い次元で満たされます。流量が増加した新しいターボチャージャー、特殊なカムシャフトとバルブを採用して再設計したシリンダーヘッド、新しいピストンとコネクティングロッド、明確なエンジンキャリブレーションマッピングにより、「レヴァンテ トロフェオ」はまさに感動的なパワーピークを達成することができます。また、新しい「レヴァンテ トロフェオ」には、アダプティブ・フル・マトリクスLEDヘッドライトが標準装備されます。バイキセノンヘッドライトに比べ、LEDテクノロジーでは視認性の20%向上、ライト温度の32%低減、2倍のライト寿命を実現しています。
フルLEDヘッドライトには、リアビューミラー裏側に搭載されたデジタルカメラによるグレアフリーハイビームシステムが組み合わされ、対向車のドライバーに眩しさを与えることなく、ハイビームを利用することができます。このシステムは、LEDマトリクスを自動的にオン・オフすることで、他の車両の周囲を「遮光」する技術です。フルマトリクスLEDヘッドライトは、最大4本の光のトンネルを同時に照射でき、それぞれの光のトンネルは対象物の大きさに応じて変化します。
ブレンボブレーキシステムは、「レヴァンテ トロフェオ」の高いパフォーマンスに見事に対応します。フロントブレーキは、380mm×34mmのドリルドディスクに6ポッドのアルミ製モノブロックキャリパーを採用。リアブレーキは、330mm×28mmのベンチレーテッドディスクに4ポッドのアルミ製モノブロックキャリパーが搭載されています。トロフェオバージョンでは、ABSに特別な設定が加えられました。
レヴァンテ、ギブリ、クアトロポルテには、全車にMTC+インフォテインメントシステムが搭載され、高解像度8.4インチスクリーンは、マルチタッチ操作とセンターコンソールに設置されたダブルロータリーノブによる操作に対応しています。
2019年モデルでは、クアトロポルテに9色、ギブリおよびレヴァンテに10色のボディーカラーが用意されています。また、各モデルのデザインを高めるエレガントな3層コートの「ブルーノーブル(Blu Nobile)」も新たに追加されました。
各マセラティモデルに対し、特別にデザインされたアロイホイールが幅広くラインアップされています。2019年カタログでは、レヴァンテとクアトロポルテに20インチと21インチの2サイズが2種類ずつ、ギブリには20インチと21インチ1種類ずつが用意されました。
歴史あるモデナ工場について
マセラティの歴史あるモデナ工場に対し、戦略的なミッションが先日発表されました。モデナ工場は、1939年以来モデナで製造を続けてきたマセラティブランドの伝統と価値観に沿って、特別な高性能ハイテクノロジースポーツカーの製造に捧げられます。
職人技と革新の完全な融合、細心の注意と最高の品質基準など、非常に特殊な製造サイクルを必要とする自動車の生産に携わるスタッフのノウハウと経験を活用し、最高の「Made in Italy」ブランドを代表する唯一無二の製品を世界に向けて製造します。
現在の製造ラインは、今年の秋からアップグレードされ、全面的に更新されます。この新しいラインでは、来年前半からマセラティらしいスポーツモデルとなるニューモデルのプリプロダクションモデルの生産が予定されています。
ブルガリ「オクトマセラティグランルッソ」と「オクトマセラティグランスポーツ」
2012年に始まったマセラティとブルガリのプレステジアスなパートナシップにより、マセラティのオーナーに向けてブルガリからエクスクルーシブな腕時計「オクトマセラティグランルッソ」「オクトマセラティグランスポーツ」が発売されました。これらのウォッチには、レトログレードなミニッツとジャンピングアワーが備わり、マセラティのタコメーターを思わせるベゼル、トライデントのアップホルスタリーを連想させるステッチレザーストラップが採用されています。
2019年春夏エルメネジルドゼニアマセラティカプセルコレクション
エルメネジルドゼニアとマセラティは、ジュネーブモーターショーで、マセラティカプセルコレクション2019年春夏の新作を発表します。2013年前半に始まったマセラティとゼニアの定評のあるパートナーシップに基づき、比類ない品質、性能、デザインを持つ製品を常にラグジュアリーを求めるお客様に提供します。マセラティカプセルコレクションは、世界のエルメネジルド・ゼニア店舗(一部店舗を除く)、およびZegna.comでご購入いただけます。
Maserati S.P.A.
マセラティは、驚くべき個性を持つ唯一無二の車を製造しています。そのスタイル、テクノロジー、本質的に特別なキャラクターにより、マセラティは常に最高を求める人々の高い要望を満たし、自動車業界のベンチマークとなってきました。旗艦クアトロポルテ、スポーツセダンのギブリ、マセラティ初のSUVであるレヴァンテ、スポーツカーのグラントゥーリズモおよびグランカブリオは、そうしたヘリテージのアンバサダーです。マセラティのラインアップは、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、後輪駆動、全輪駆動、最高級の素材、優れたエンジニアリングを備え、これまでにないほど完成されています。これら成功を収めた伝統のモデルは、デザイン、性能、快適性、優雅さ、そして安全性の観点から、イタリアのスポーツカーを再定義しています。
International
Africa
Europe
America
Asia
Middle-east
Oceania