マリア・テレーザ・デ・フィリッピスを称える 新F トリブート スペシャル エディション

モデナ発、2022年10月13日、マセラティが持つスポーツカーのDNAから着想を得た、Fトリブート・スペシャル・エディションが新たに誕生しました。ギブリおよびレヴァンテをベースとしたこのスペシャル・エディションは、マリア・テレーザ・デ・フィリッピスと彼女の勇猛果敢なストーリーを称えるモデルです。マリア・テレーザはF1グランプリに参戦した初めての女性であり、マセラティ250Fのステアリングを握ってレースに挑みました。
新F トリブート スペシャル エディションは、マリア・テレーザ・デ・フィリッピスの強靭な精神と、トライデントブランドとレーシングワールドとの時代を超えたつながりに着想を得て生まれました。ギブリおよびレヴァンテをベースとしたこの限定モデルは、アランチョ・デビル(Arancio Devil)とグリージョ・ラミエーラ(Grigio Lamiera)からなる2つの特別色にてご用意しております。
スポーティな美しさと思わず見入らずにはいられないほどのディテール。これらにより、F トリブート スペシャル エディションのスポーツ性を新な次元に押し上げたモデルです。外観を見るだけで、サーキットでのアドレナリンがほとばしるような感覚を味わえます。ボディカラーのアランチョ・デビルは、マリア・テレーザのニックネーム「the she-devil (ザ・シー・デビル)」を想起させる力強いエネルギーと大胆さを併せ持つ特別なオレンジ色です。
一方で、グリージョ・ラミエーラのグレーはサーキットから着想を得たカラーです。サーキットとはマセラティが勝利を収め、最高のパフォーマンスを発揮してきた真の「ホーム」と言えます。
アランチョ・デビルの外装に合わせて、新カラーのグリージョ・オパコ(Grigio Opaco)でホイールをご用意しました。レヴァンテ F トリブートには21インチのアンテオホイールを、ギブリ F トリブートには21インチのティターノホイールを採用しています。ホイールリムのディテールにコバルトブルーが使用されている他、フェンダーには特別なバッジが、Cピラーにはトライデントロゴが配されています。
グリージョ・ラミエーラのボディカラーの場合、ホイールにはグロスブラックが採用されています。これとコントラストをなすように、特別なバッジやトライデントロゴといったディテールにはオレンジ色が使用されています。
こうしたエクステリアカラーを堪能しつつキャビンへ入ると、今度はカラフルなインテリアカラーの世界が広がっています。ブラック、またはオレンジとナチュラルなピエーノ・フィオーレ(PienoFiore、フルグレイン)のレザーが張られたシートには、コバルトブルーとオレンジのステッチが施されています。
1955年10月にデ・フィリッピスは、マセラティA6GCS(Luigi Bellucciと共用)を引っさげて、第39回タルガ・フローリオに出場しました。総合9位(2リッタークラスでは4位)の成績を達成したこのレースは、彼女のレース人生のターニングポイントとなりました。次々と挑戦を重ね、様々な慣例を打ち壊していったマリア・テレーザ・デ・フィリッピスは、1958年に再びマセラティに乗って女性として初めてF1に参戦しました。
それから67年後の2022年10月現在、マセラティに受け継がれるレーシングスピリットと、サーキットでの革命的な勝利を称えるため、Fトリブート スペシャル エディションが登場します。
優美さ、卓越したパフォーマンス、そしてスポーツ性。これらを体現したスペシャル エディションを通して、マセラティとマリア・テレーザ・デ・フィリッピスはあらためてその絆を強めました。この絆は不屈の精神と勇気を伝えるストーリーと言えます。サーキットの中でも外でも決然と未来を見据え、常に旺盛なチャレンジ精神を持って、競い勝利する力を象徴しています。
日本での予価は、ギブリ モデナが17,880,000円(税込)、レヴァンテ モデナが19,580,000円(税込)を予定し、日本導入は2023年の第一四半期頃を予定しています。日本ではアランチョ・デビル(Arancio Devil)はギブリ、レヴァンテ、各限定1台、グリージョ・ラミエーラ(Grigio Lamiera)は限定各5台を販売予定です。
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