ちなみにマセラティでは基本的にオープントップモデルを歴代「スパイダー」、「コンバーチブル」と称した。ほとんどのモデルがスパイダーを名乗り、グランカブリオが唯一、北米において「グラントゥーリズモ・コンバーチブル」と命名されている。
スパイダーという名の由来は諸説ある。その代表的なものは「低いボディとフォーミュラカーのように四隅に張り出したタイヤが”蜘蛛=スパイダー”のように見えるから」という説だ。しかし、マセラティ・クラシケとしても、その起源はよく解らないとされている。
いずれにしても、このスパイダーという名称がポピュラーなものとなったのは第二次世界大戦後だ。イタリア語には元来存在しない“Y”が“SPYDER”という単語に用いられていることから解るように、マセラティを始めイタリアにとって、それは外来語であった。マーケティング的な観点から当時、イタリアのスポーツカーにとって最大のマーケットである北米に強くアピールできる単語を選ぶことは理にかなっていたであろう。そう、北米だけでなく、イタリアや非英語圏においてもエキゾチックな雰囲気を漂わせた「スパイダー」という名称は当時トレンドとなっていたようなのだ。であるから、マセラティの社内文書には、よりオーセンティックな「コンバーチブル」という名称がイタリアン・マーケット向けに、北米マーケットではスパイダーという名称が使い分けられたというような実例も残っている。
それではマセラティGTの歴代オープントップモデルを眺めて行こう。
マセラティ最初にロードカーであるA61500においては、オープンモデルのプロトタイプが製作され、「カブリオレ」と社内では命名されていた。(一台のプロトタイプのみが製作された)。これはレースカーの主流なボディ形状、バルケッタ(イタリア語で“小舟”)をベースに進化してきたためである。続く、A6G、A6G/54ではスパイダーと命名され、フルアとザガートによるオープンボディが少数造られた。
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