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マセラティDNAの正常進化 MC12
Maserati Corse: Racing Legends #2

FIA GT選手権を制覇した伝説のMC12

2004年のジュネーブショーにおいて登場したMC12は、マセラティの本格的モータースポーツへの復帰を目指す戦闘力の高いレーシングマシンであった。久方ぶりにマセラティはワークスチームを編成し、FIA GT選手権への参加を表明した。

ロードカーである「エンツォ・フェラーリ」のレーシング・バージョンとも言えるMC12は、さらなる徹底した軽量化、空力特性の改良が行われた最高峰のスーパーカーであった。マセラティのレース部門であるマセラティ・コルセが、当時グループ会社であったフェラーリの資源を最大限に活用して開発を行ったもので、スタイリングはイタルデザイン・ジウジアーロの協力の元、フランク・スティファンソンが担当した。高速域におけるダウンフォースを確保するため長いフロント・オーバーハングを持ち、ホイールベースも延長されている。空力開発ではダラーラともコラボレーションが行われた。

市場でも高い評価を受けたMC12

MC12はレースバージョンに加えて、ロードバージョンも用意され、50台が限定販売された。この希少なマシンは即日完売し、マーケットでは高い価値を維持し続け現在に至る。ハードトップは脱着可能で、ボディは軽量カーボンファイバー製。シャーシはカーボンファイバーとノメックス・ハニカムの組み合わせを採用し、車両重量1,335kgの軽量化と高剛性化を実現した。インテリアは、マセラティカラーであるブルーのレザーと新素材のブライテックス、アルミを採用。マセラティ伝統のオーバルクロックも配され、スポーティな中にもシックな雰囲気を醸し出している。

日本ではホモロゲーション上の問題から、公道走行用ナンバーは付けないという条件で販売された。最高峰ハイパフォーマンス・マシンでありながらも、ブルーを基調としたインテリアはマセラティらしいラグジュアリーなテイストを醸し出している。この硬派なメカニズムとラグジュアリーさの”同居”は5000GTに遡るマセラティ独特のDNAでもある。

2006年にはFIA GT選手権のドライバーカテゴリーのシーズンタイトル獲得とチームの総合優勝を記念して、12台限定のMC12ベルシオネ コルセが競技専用モデルとして発売された。最高出力は755馬力、0-200km/h加速は6.4秒というスペックを誇った。

モータースポーツ界での活躍とフェラーリ期の終焉

MC12は早くも2004年FIA GT選手権に参戦した。折しもマセラティ90周年大イベントがローマ市内の道路を占有して行われていたまさにその時、優勝タイトルを獲得したことも記憶に新しい。続く2005年、2006年シーズンもGT1カテゴリーにて好成績をあげ、2010年までにチーム優勝6回、ドライバーズ タイトル5回、コンストラクターズ タイトル2回を獲得した。24時間レースでも、総合優勝を計3回達成している。

特に、2010 年FIA GTではワークスドライバーの アンドレア・ベルトリーニが総合優勝を果たし、1953年のアルベルト・アスカリ以来、およそ50年ぶりにFIA世界選手権を制覇したイタリア人となった。マセラティにとっても、1957年のファンジオ以来のFIA世界タイトル獲得という快挙だ。

期を同じくして、フェラーリ・マセラティ・グループが解消される。マセラティはFCA(現ステランティス)のマネージメント下に置かれ、レース活動は次第に縮小され、市販モデルへのリソース集約の為、マセラティ・コルセは解散となった。しかしその流れが一気に変わったのが、2020年9月9日の新生マセラティ宣言だ。新たにCEOに任命されたダヴィデ・グラッソの元で、モータースポーツへの復帰宣言と共に、マセラティ・コルセの復活がアナウンスされた。

100%マセラティ・オリジナルのMC20登場

新生マセラティ宣言イベントにおいて、大きなサプライズと共にアンヴェイルされたのが、MC20であった。MC12が既存のエンツォ・フェラーリをベースとして開発されたのに対して、MC20は全てがゼロから開発された。それはCFRPセンターモノコックや多くの軽量マテリアルを用いて設計されたボディ、サスペンションなど全てに最新テクノロジーが応用されていることを意味する。

さらに重要なのが新開発パワートレインの採用である。この電動化主導の時期に、ゼロからICEの新しい“ネットゥーノエンジン”が開発されたということは大きなサプライズである。市販車への採用には類を見ないツイン・コンバスチョン・システムやツイン・イグニッション・システムの採用によって、MC20の2倍の排気量を持つMC12(V12 6L)を凌ぐ圧倒的なパフォーマンスを発揮する。このテクノロジーもまさにF1由来のものであることにも注目だ。

センターモノコックや空力チューンナップはダラーラとのコラボレーションから生まれている。実はMC20の複雑なアッセンブルに関してマセラティには多くの蓄積がある。何故なら、高い精度が要求されるCFRPセンターモノコック構造のアッセンブルに関して、アルファロメオ4Cの生産を長年担当してきたことで、マセラティには大きなノウハウの蓄積があるのだ。

MC20はMC12のトップレンジ・ミッドマウントエンジン・スーパーカーというDNAを最新の技術で作りあげたマセラティスタ待望のマシンなのである。

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