マセラティ フォルゴレ・デー マセラティの新たな電動化時代の幕開け

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「グランカブリオ フォルゴレ」もワールドプレミア
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モデナ発、4月15日 ― 2024年に創立110周年を迎えるマセラティは、イタリアのモーターバレーとして有名なエミリア・ロマーニャ州のスタート地点とされる海沿いの街リミニで、電動化の未来を祝うフォルゴレ・デーを開催しました。「フォルゴレ」とはイタリア語で「稲妻」を意味し、マセラティでは新たな電動化戦略を表現しています。

 

マセラティは、フォルゴレ・デーにおいて、マセラティの未来のマニフェストである、新たな電動化時代への参入を宣言しました。マセラティはこれを機に、モーターバレーでEV車を初めて生産する最初のイタリアンラグジュアリーブランドとなり、新たな時代の幕開けを迎えます。マセラティの代名詞であり続ける最新技術、洗練されたエレガンス、独創的なクラフトマンシップ、圧倒的パフォーマンスといった確固たるエッセンスを取り入れ、市場の大変革期において、新たなシンボルとなる電気自動車を今後も投入します。(日本での発売時期は現段階では未定)

 

マセラティは2023年、ブランド初となる100%の電気自動車を発表し、電動化、革新、ラグジュアリー、そしてイタリア独自の伝統を追求する旅に繰り出しました。マセラティ初の電気自動車である「グラントゥーリズモ フォルゴレ」、続けてフル電動パワートレインを搭載した初のSUV「グレカーレ フォルゴレ」を発表しました。 そして今回の記念すべきフォルゴレ・デーにおいては、数々の賞を受賞したエレガントで洗練されたグランドツアラーのオープントップバージョンである「グランカブリオ フォルゴレ」を発表しました。さらに、2025年にはスーパースポーツカー「MC20 フォルゴレ」も登場予定です。


また2024年年頭に、進化し続けるブランドとその製品とともに、マセラティは持続可能な発展を目指す長期戦略ビジョンを発表しました。その際、全ラインアップを2028年までに完全に電動化することを公表しています。今後、マセラティのすべての製品は、イタリアのモデナとヴィアーレ・チーロ・メノッティの伝統ある工場を中心に、デザイン、開発、製造が行われます。

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フォルゴレ・デー プレスカンファレンス

2024年4月15日、リミニで開催されたフォルゴレ・デーのプレスカンファレンスは、ブランドCEOダヴィデ・グラッソによる歓迎の挨拶で始まりました。フォルゴレはラグジュアリーの象徴を意味し、革新の証であること、さらに電動化の未来について語り、新たなフォルゴレシリーズ「グランカブリオ フォルゴレ」の登場、続くブランド活動に関する長期戦略ビジョンを発表しました。

 

続いて、マセラティ・デザイン部門の責任者であるクラウス・ブッセによる、スタイル、テクノロジー、デザインについての説明がおこなわれ、さらに、マセラティ・エンジニアリング部門の責任者であるダヴィデ・ダネジンより、エンジニアリングと開発について説明、最後にマセラティ チーフ・マーケティング・オフィサーであるジョヴァンニ・ペロジーノが、フォルゴレの新時代にもたらされるイタリアのラグジュアリーブランドとしての価値観や特徴について語り、『IT TURNS YOU ONキャンペーンのワールドプレミアで締めくくられました。

 

その後のプログラムにおいては、「電動モビリティ」、「マセラティ・フォーリセリエ・カスタマイズ・プログラム」、オールエレクトリック・ラグジュアリー・モーターボート「TRIDENTE(トリデンテ)」の、フォルゴレを象徴する3つのテーマそれぞれのエリアを設け、マセラティのエキスパートたちがその優れた技術を解説しました。

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フォルゴレのテクノロジーと電動モビリティ

電動モビリティをテーマにしたエリアでは、 マセラティの100%電気自動車モデル「グレカーレ フォルゴレ」のローリングシャシーを展示しました。フルエレクトリック推進システムをシャシーに統合し、高電圧バッテリーをボディのフロア下に設置しながらも、クラス最高レベルの室内空間は損ないません。

そのほか、フォルゴレの充電用ウォールボックス、エレガントなデザインの家庭用電源、「グラントゥーリズモ フォルゴレ」のフロントおよびリアアクスルやバッテリーパックなどパワフルなクーペを駆動させるギアを間近で見ることができました。

 

フォーリセリエ・フォルゴレの色と素材

マセラティのエクスクルーシブなカスタマイズとパーソナライゼーションプログラムのエリアでは、コンフィギュレーション・ボックスとカスタマイズのサンプル素材とともに、2体のシートも展示されました。ひとつは、ネロとギャッチョ(アイスカラー)のミックスを特徴とし、コントラストを効かせたロッソ・トロフェオのヘッドレストステッチをあしらってデザインを惹き立てた、洗練されつつも硬質な「グレカーレ」のシート。そしてお客様の要望によって制作され「オペラ・ダルテ」と名付けられた、オリジナルカラーアクセントによって彩られたレーザーカットアルカンターラを使用した「MC20 チェロ」のワンオフのシートです。これらのクルマは、フォーリセリエプログラムとビスポークのカスタマイゼーションの創造性、センス、クラフトマンシップ、そのすべてを表現しています。ボディペイントに焦点をあてた壁面には、コルセ・コレクションとフトゥーラ・コレクション専用の特別ホイールも展示されていました。

 

VITA|マセラティ 「TRIDENTE」

ヴィータ・パワーは、高性能パワートレインとフルエレクトリックヨットの統合システムを開発し、船舶用高速充電インフラをサポートすることで、海洋環境への影響を軽減することを目的として設立された海洋技術企業です。

ヴィータ・パワーとマセラティのコラボレーションにより、全電動の高級モーターボート「TRIDENTE(トリデンテ)」が誕生しました。モデナを拠点とするマセラティは、電動化戦略を路上から水上へと拡大していきます。

ヴィータ・パワーとマセラティは、未来のモビリティに対して同じビジョンと、パフォーマンスとエレガンスに妥協を許さないラグジュアリークリエイションに対する情熱を共有しています。

「トリデンテ」は全長10.5メートルのモーターボートで、湖や海岸での日常クルーズに適した設計がされています。最大8人が乗船可能で、巡航速度は25ノット、最高速度は40ノット、DC充電は1時間未満で完了します。 デイボートはカーボンファイバー製で、200年以上の卓越した歴史を持つ米国のボートビルダーでありスーパーヨットテンダーのスペシャリストであるホジドン・ヨッツ社の航海職人によって、最高水準のモーターボートとして仕上げられました。

“Made in Thunder”

マセラティ 「グランカブリオ フォルゴレ」 ワールドプレミア

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4月15日夕方、マセラティは、新たな100%電気自動車「グランカブリオ フォルゴレ」のためのショーイベント「Made in Thunder(メイド・イン・サンダー)」を開催しました。「メイド・イン・サンダー」というキャッチフレーズは、フォルゴレ(稲妻)の破壊力になぞらえて、この特別な瞬間を表すためにつけられました。

この日はイタリアが生んだ偉大な天才、レオナルド・ダ・ヴィンチが誕生した日であり、メイド・イン・イタリーを祝う国民の日でもありました。

 

ショーは、世界的に有名なイタリア人アーティスト、ダルダストの魅惑的なサウンド体験によって始まり、夕暮れとともに、「フォルゴレ」というマセラティの新たな電動化時代の幕開けを迎えました。

次に、イタリアで著名な女優マチルダ・デ・アンジェリスと、イタリアを代表する天体物理学者でコミュニケーターのエドウィジュ・ペッツーリが登場し、イタリアの偉大な歴史的人物たち、レオナルド・ダ・ヴィンチとガリレオ・ガリレイの精神を受け継ぎ、科学と芸術の融合を通じてイノベーションを進めることの重要性を強調しました。

 

いよいよステージは、マセラティの新たな電動化時代の主役となる、100% イタリア製のフル電動コンバーチブル、「グランカブリオ フォルゴレ」のワールドプレミアを迎えます。

エレガントで魅力的、スポーティで冒険的なキャラクターを持ち、最高の快適性とクラフトマンシップを備え、ドライビングの楽しさを犠牲にすることなく、革新のすべてを融合させた「グランカブリオ フォルゴレ」は、ラグジュアリーセグメント初の100%電動コンバーチブルモデルであり、この市場において最速のモデルです。

ブランド初の完全電動化モデルのアイコンとなる「グラントゥーリズモ フォルゴレ」、マセラティ史上初の100%電動SUVである「グレカーレ フォルゴレ」に続き、この「グランカブリオ フォルゴレ」によって、マセラティは最新の電動化ラインアップをさらに強化しました。

 

「グランカブリオ フォルゴレ」は、新たな電動化時代に向けたイノベーションを体現するものであり、マセラティは再び自動車業界のパイオニアとなりました。タイムレスなデザイン、テクノロジー、エンジニアリングのインスピレーションに従い、ブランドの DNA を調和させた電動モデルを生み出しています。

 

ショーでは、クラウス・ブッセとダヴィデ・グラッソがスピーチを行いました。

その場に披露された「グランカブリオ フォルゴレ」は、マセラティ・フォーリセリエ・カスタマイズ・プログラムが施されたもので、独自のカラーであるリキッドローズゴールド、チタングレーソフトトップ、コントラストステッチが施されたデニムとギャッチョ(アイスカラー)のインテリアを備えていました。

 

ショーの終わりには、マセラティファミリーの代表者たちとともに、マセラティ最高経営責任者(CEO)が、マセラティの新たな電動化への幕開けに立ち会ったすべてのゲストに感謝の意を表しました。

ダヴィデ・グラッソは、芸術性とテクノロジーの融合が、何世紀にもわたってイタリアのDNAに内在する探求心を生み出し、インスピレーションを与えてきたこと、そしてマセラティの作品とスピリッツが同じ原動力によって支えられてきたことに思いを馳せながら、ブランドの新たな電動化の新フェーズにおいてさえ、イタリアなくしてマセラティは存在しえないと述べました。

 

フォルゴレはマセラティの未来の語り手であり、新しいエネルギーでブランドの未来を象徴するものです。

*日本でのフォルゴレモデルの発売時期に関しては現段階では未定です。

ダミアーノ・デイヴィッドを起用したマセラティの 『IT TURNS YOU ON』 キャンペーン ワールドプレミア
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フォルゴレ・デーの幕開けと同時に、ダミアーノ・デイヴィッドを起用したマセラティの 『IT TURNS YOU ON』 キャンペーンも初披

露されました。個性的な歌声で世界チャートを駆け上がったロックバンド、「Måneskin(マネスキン)」のリードボーカルでイタリアのミュージシャン 兼 シンガーソングライターであるダミアーノ・デイヴィッドが主演する映像が披露されました。

その90秒の映像は、コミュニケーション・エージェンシーのナイーブがクリエイティブ・コンセプトを開発し、バディ・フィルムが制作を担当しました。監督にはイタリア人であり国際的に著名なガブリエレ・マイネッティ、撮影監督にディエゴ・インドラッコロ、キャンペーン・スチールのクリエイターには才能豊かなフォトグラファー、パオロ・ゼルビーニとマックス・サロットが起用されました。

ストーリーでは、マセラティのもつ情熱、ビジョン、革新性、イタリアン・スピリット、直感、献身、熱意などすべてを称賛し、ひいては、自分をどのように魅せるか、どのように群衆の目を惹くか、どのように人生をシンプルに楽しむかを表現しています。

 

作品には、マセラティ フォルゴレの3モデルが登場します。

オープニングノートは、世界中で愛される、気さくなイタリア流エスプリに満ちたドルチェ・ヴィータな音楽で始まります。そこに、マセラティ初のEV車「グラントゥーリズモ フォルゴレ」のステアリングを握ったダミアーノ・デイヴィッドが登場し、周囲を魅了します。

次に、オープントップバージョンに象徴される「グランカブリオ フォルゴレ」にスポットが当てられます。このシーンでは、髪を風になびかせながら走る「グランカブリオ フォルゴレ」の驚くべきパフォーマンスとエレガンスが感動を与えます。

旅は続き、「グレカーレ フォルゴレ」で終わりを迎えます。「グレカーレ  フォルゴレ」も前述のハイパフォーマンス電気自動車2モデル同様、パワフルかつラグジュアリーで、用途幅広い魅力的なモデルです。

ストーリーは夕暮れから夜明けまで、フォルゴレの新たなエネルギーの魅力と、それがマセラティの新たな電動化と世界をどのように動かしていくのかについて語っています。

『IT TURNS YOU ON』 キャンペーン映像はこちらをご覧ください。

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