2025年2月15日、マセラティグローバルのコールセンターサービスプロバイダーの従業員の認証情報を不正に使用し、当社の顧客データ管理システム(以下「CRMシステム」といいます。)に不正アクセスして、従業員、エージェンシーおよびマセラティディーラーネットワーク内の個人情報がダウンロードされるという事態(以下「本事態」といいます。)が発生しました。この不正アクセスは、インドに所在するIPアドレスから行われたものです。 <br><br> マセラティ本社は、2025年2月19日、本事態を発見し、直ちに適切な調査及び封じ込め措置を開始するとともに、関係当局への報告を行いました。

本事態では、当社のCRMシステムに保存されていた個人情報の一部が不正にダウンロードされています。不正にダウンロードされた可能性のある情報は、以下のとおりです。 <br><br> <ul> <li>個人を特定できる情報および連絡先情報(氏名、メールアドレス、電話番号など)</li> <li>追加の個人情報(性別、国籍、使用言語など)</li> </ul>

本事態に起因して発生する被害又はそのおそれとしては、次のようなものなどが考えられます。 <br><br> <ul> <li>取得した連絡先情報を悪用したフィッシングや標的型サイバー攻撃</li> <li>個人データが第三者に不正に露出・取得される可能性</li> <li>個人情報の管理が困難になることにより、意図しないマーケティング連絡などを受け取る可能性</li> </ul>

以下のセキュリティ対策を実施していただくことをお勧めします。 <br><br> <ul> <li>個人情報の提供を求める不審なメールやメッセージ(フィッシングなど)には十分ご注意ください。</li> <li>オンライン上での機密情報の共有は控え、受信した連絡が正当なものかを必ず確認するようにしてください。</li> </ul>

マセラティ本社は、本事態の発見後直ちに、不正に認証情報を使用された従業員のアカウントを無効化し、今後同様の事態が発生しないように、サイバーセキュリティの専門家と連携して追加のセキュリティ対策の強化に取り組んでいます。 <br><br> また、欧州一般データ保護規則(GDPR:Regulation (EU) 2016/679)に基づき、本事態について関係当局(データ保護機関)への報告を行っております。

マセラティ本社は、本事態への対応において最大限の透明性を確保することに努めています。 <br><br> その一環として、ご自身の個人情報が、本事態において不正にダウンロードされているかどうかの確認を希望される場合は、マセラティジャパンまでお問い合わせください。