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第5回 RORCトランスアトランティックレース ジョバンニ・ソルディーニ率いる「マセラティマルチ70号」が優勝

Maserati-Multi-70_RORC-Transatlantic-2018_Photo-Credit-RORC_V1
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モデナ発 – マセラティがメイン・スポンサーとしてサポートするイタリア人ヨットレーサーのジョバンニ・ソルディーニと「マセラティマルチ70号」チームは、12月1日(土)2時54分34秒(現地時間)、カリブ海、グレナダで開催された「第5回RORC※1トランスアトランティックレース」のフィニッシュラインに到達、見事優勝に輝きました。タイムは6日18時間54分34秒。ライバルの「PowerPlay」は6日19時間40分12秒でした。※1 RORC:Royal Ocean Racing Club

「マセラティマルチ70号」のクルーは、スキッパーであるジョバンニ・ソルディーニと共に6名のプロフェッショナルなクルーが乗船しております。イタリア人のギード・ブローギ(メインセイルトリマー)、ニコ・マリングーリ、マテオ・ソルディーニ(グラインダーとトリマーの両方を担当)、スペイン人のカルロ・ヘルナンデス・ロベイナ(トリマー)、オリバー・エレーラ・ペレス(ボウマン)、フランソワ・ロバート(ピットマン)です。

ジョバンニ・ソルディーニはフィニッシュラインを通過し、数分後に次のようにコメントしました。「レースは非常に接戦した内容でした。私たちは数日間、近い距離で航海し、大西洋の真ん中で3度も視界を横切りました。『PowerPlay』はボートを熟知している非常に強力なチームです。そのため『マセラティマルチ70号』の航海技術を向上・改善するために、多くのテストを実施し、そこから多くを学ぶことができました。この結果について非常に満足しています。本当に、難しいエキサイティングなレースでした!」

「マセラティマルチ70号」は、ランサローテ島への輸送中、右側のT字型舵のブレードが破損した状態で到着したため、スタート地点では左舷にT字型ラダーとクラシックな改良ラダーを右舷に改良し、アシンメトリックな形での航行することとなりました。

24日(土)12時(現地時間)、ジョバンニ・ソルディーニと「マセラティマルチ70号」チームは、南西9ノットの風が吹く中、「PowerPlay」とその他8チームとカナリア諸島のランサローテ島をスタート地点にて並びました。レース初日から、「マセラティマルチ70号」と「PowerPlay」は激しく競い合い、最初の36時間に関しては、両トリマランの間に3マイル以上の差は開きませんでした。スタートから3時間後、「マセラティマルチ70号」は船上の損傷に苦しむことになりました。右舷のフォイルを下ろしている最中、調整システムのロープが切れたのです。チームは迅速に対応し、新しいラミネーションによって問題は解決されました。

日曜日から月曜日にかけての夜間、「マセラティマルチ70号」は風が弱く高圧な領域から出るため、南に向けて進路を設定しました。「PowerPlay」は軽い風でより速く航行することができるため、後にジャイビングし、数マイルのアドバンテージを得ました。その瞬間から、2つのチームは異なる戦略を選ぶことになりました。「PowerPlay」は西ルートを長く保ち、「マセラティマルチ70号」はさらに南に向かいました。高圧領域の中心から離れると、イタリアのトリマランは上昇する風に早く到達することができました。26日(月)、最終的に「マセラティマルチ70号」は貿易風をしましたが、ビルジポンプの排水管が外れ、船上に大量の水を汲むアクシデントに見舞われたため、減速しなければなりませんでした。数時間後、問題は解決し、チームは25~29ノットの間で再びダウンウィンドセーリングを開始しました。

海洋上のレースは、両トリマランが互いに数マイルの距離を置きつつコースを横切り合う流れが続きました。火曜日から水曜日にかけての夜間、「マセラティマルチ70号」は、何回か ジャイビングを繰り返し後、南に向かって数マイル距離を伸ばすことができました。グレナダへの躍進は続き、火曜日の夕方、ジョバンニ・ソルティニとそのクルーは、ルートが交差する「PowerPlay」に対し、50マイルものアドバンテージを勝ち得ることができました。金曜日、両トリマランはグレナダへのフィニッシュラインへと帆走を始めました。「マセラティマルチ70号」が、グレナダへの直接ルートを攻め始めたとき、「PowerPlay」は、ジョバンニ達の70マイル北に位置し、接戦を繰り広げました。グレナダに近づくにつれて、「PowerPlay」は予期せぬ風に遭遇しました。風は北に20度も方向が変わり、「マセラティマルチ70号」はフィニッシュラインへの直線的なルートで航行することができ、何マイルも距離を稼ぐことができました。

RORCが主催する第5回のこのレースは、11月24日(土)12時(UTC)カナリア諸島のランサローテ島をスタート地点とし、大西洋上で2995マイル離れたカリブ海のグレナダがゴール地点となり、「マセラティマルチ70号」の次の挑戦は2019年2月に開催される「RORC600カリビアン」になります。

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