マセラティ105年の歴史を祝福 新しい時代の始まりに向けて

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モデナ発 – 105年前の12月1日、アルフィエーリ マセラティが兄弟のエットーレとエルネストとともにボローニャの中心部にあるビア・デ・ペポリの1A番地に「アルフィエーリ マセラティ」を創業しました。その後、12月14日に正式にワークショップでの取引が開始されました。
105周年というこの記念すべき年に、マセラティは新しい時代を迎えようとしています。
開設から80周年を迎えたモデナ工場のアップデートから始まり、2020年5月に控える大きなイベントで、100年を超える伝統あるトライデントブランドはその新たな姿を世界へと披露します。
マセラティは創業から1939 年までボローニャを拠点としていましたが、1939 年9 月下旬、オルシ家によるブランドの買収に続き、マセラティ本社をモデナへ移転。オルシ家は最も世界的に有名なブランドとなることを目指し、新しい車の研究開発および製造に投資を行います。
現在もマセラティの中心となる、ヴィアーレ・チロ・メノッティのモデナ工場は、1940 年1 月1 日に正式に始動をしました。
1947 年は、マセラティにとってひとつの時代の終わりと新たな時代もありました。マセラティ兄弟とオルシ家との協業は、ブランド初のロードカーであるA6 1500 を発売とともに終了したのです。
1963 年には、新たな段階の歴史を歩み始めました。クアトロポルテの発売は、全く新しい、以前に存在しない市場セグメントや高性能高級セダンを生み出しました。
シトロエン時代(1967-1975)に最初の近代的な産業プロセスを導入した後、次のデトマソ時代(1976-1993)においてはモデナ工場は、ブランドで最もよく知られ、大きな成功を収めたモデルのひとつ、ビトゥルボを誕生させました。
フィアットによる1993 年の買収は、新しい章の始まりとなりました。1997 年9 月にフィアット グループ(現 FCA)のグループ企業であるフェラーリの傘下に置かれ3200 GT(1998)が誕生、続いて米国市場への重要な回帰となったスパイダー(2001)と、大きな変革の年となりました。
2005 年、マセラティはフェラーリを離れ、フィアット グループの傘下に戻りました。
2007 年には、第5 世代のクアトロポルテのデトロイトモーターショーで発表、特に米国、日本、中東などの市場で躍進、大きな成功を収める年となりました。同年、ブランドの歴史の節目となるグラントゥーリズモがジュネーブ国際モーターショーでデビューします。
2009 年にはグランカブリオが登場し、続いて2013 年には第6 世代である現行クアトロポルテをデトロイトモーターショーで発表、同年上海モーターショーでギブリ、2016 年ジュネーヴ国際モーターショーでブランド初のSUV となるレヴァンテが加わり、大幅にラインアップを広げました。
一世紀以上の歴史を経ても、モデナの工場では、ラグジュアリーさや優雅さ、スタイル、性能と品質すべてにおいて人々を驚かせる車を生産し続け、70 か国以上の市場で販売されています。マセラティは今や世界レベルで真のイタリアの象徴と位置付けられているのです。
歴史的なヴィアーレチロメノッティの工場で、非常に革新的な新しいスーパースポーツカーの生産が2020 年に開始される予定です。一部電動化に対応するための生産ラインの改修が既に進行中しています。同時にペイントショップの作業も開始されており、まったく新しい設備が追加されます。
一世紀を超える偉大な歴史とともに、マセラティは間もなく新しい時代を迎えます。2020 年5 月、過去と未来が出会い、ブランドは未来のモビリティにむけて姿を現します。
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