マセラティのSUV展開は2016年デビューのレヴァンテから始まった。ドライビングプレジャーと快適性を高い次元で融合させ、エレガントなスタイリングをまとったこのイタリアンSUVが大ヒット作となったことは言うまでもない。そして、その背景に実は長い開発への取り組みがあり、デビューすべきタイミングを虎視眈々と伺っていたという事実があることも今回お伝えしたいと思う。
レヴァンテからグレカーレと続くSUVラインナップは昨今のブームに合わせて場当たり的にリリースされたものでは決してない。未だSUVというカテゴリー・ネームが存在していなかった2000年にマセラティはジウジアーロのスタイリングを纏った「ビュラン」と称す”背の高い”コンセプトモデルを既に発表していた。3200GTのハイパワーV8ツインターボエンジンを搭載し、ラグジュアリーなテイストをもったまさに現在のSUVブームを見越したモデルであった。マセラティは近い将来この新しいセグメントがサルーンの主流になることを想定し、開発チーム内にはプロジェクトが脈々と受け継がれていた。そのDNAが大きく開花したのが、最新のグレカーレというワケだ。
そもそも、マセラティには今年で生誕50周年を迎える4ドアスポーツカー=クアトロポルテのDNAが存在する。かつて名だたるスポーツカー・メーカーにとって、世界に通用するハイパフォーマンス4ドアサルーンを作ることは簡単なことではなかった。つまりパフォーマンスと快適性を両立させ、当時のターゲットであった富裕顧客を満足させることはとても難しかったのだ。その両立を実現し、ラグジュアリーな味付けと信頼性を備えたモデル開発を可能としたのは高い技術力を持ったマセラティだけがなし得たのだった。そんな4ドアスポーツカーDNAがあるからマセラティのSUVは巷のライバル達とは一味違うのだ。
そんなマセラティのDNAの“いいとこ取り”から生まれたのがグレカーレだ。
二つ目はパフォーマンスとドライビングプレジャーへの拘りだ。グレカーレは単なるラグジュアリーSUVではない。高い次元でパフォーマンスと快適性を両立させてるまさにスポーツクーペといっても過言ではない。特徴的なのは最新のFRプラットフォームの採用だ。多くのDセグメントSUVがFFベースのシャーシをベースにAWD化しているのに対してグレカーレはFRベースを採用している。マセラティのDNAであるドライビングプレジャーの実現の為に、その基本たるシャーシに大いに拘ったから、ロングホイールベースにも関わらずきわめてシャープな挙動を楽しむことができる。新システムのヴィークルダイナミックコントロールモジュールは、コンフォート、GT、スポーツ、コルサ(トロフェオのみ)、オフロードのドライブモードの選択が可能となっているが、そのバリエーションはまさにSUVの域を超えたものだ。
前述のように、グレカーレにはマセラティ最新のパワートレインが採用されている。300ps と330ps 2.0L 4 気筒マイルドハイブリッドエンジンを搭載した「GT」、「モデナ」、そして530ps 3.0L V6 ネットゥーノエンジンを搭載した「トロフェオ」の 3 モデルだ。その中でもネットゥーノはまさにMC20搭載のフラッグシップ・エンジンだ。グレカーレのキャラクターに適合させるためにウェットサンプ仕様とし、気筒休止システムを採用している。つまり、パフォーマンスにおいてもセグメント内のトップクラスであることは間違いない。
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